タロットカード 大アルカナ13番 死神 意味・解釈

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いらっしゃいませ!タロットはにめか。埴谷芽可(はにや めか)です♪

タロットカード 大アルカナ13番死神についての解説をわかりやすくしています。

大アルカナ13番死神

死神は終焉の時を告げに来た

黒い甲冑を身にまとう死神が白馬に乗ってやってきました。左手には、黒地に白バラが描かれた旗を持っています。
足元には、仰向けに倒れ死んでしまった男性と、座り込んで息が絶えた女性、子どもがいます。
聖職者が祈りを捧げていますが、その視線は死んだ男性に向けられています。
唯一、生きている子どもは死神と目があっているように見えます。子どもだけには死神が見えているのでしょう。

背景には、朝日が差しています。
死という『終焉』を受け入れた瞬間に『始まり』の象徴の朝日が昇る様子が描かれています。



川と一隻の船も描かれています。
川は大きな流れを表し、あなたが大きなうねりの中にいることを意味しています。
タロットでは左を過去、右を未来とします。
船が左から右へ進んでいるのは、未来へ向かっていることを表しているのですね。
死神も左(過去)から右(未来)へ進んでいるように描かれています。


avatar

死神

終わったのだ。さあ決断すべし。未来へ進むために!

意味・解釈

  • 決断。
  • 踏ん切りがつく。
  • 未練を断ち切る。
  • 仕切り直し。

アドバイス

  • 不要なものはきれいに処分しましょう。
  • 古い殻を脱ぎ捨てて新しい自分になりましょう。

逆位置

逆位置になると、死神の性質はそのままに短所が目立ってくる感じですね。 人の気持ちではこんな感じです。 

うじうじした気持ち…

未練たらたら…

同じパターンになってしまう…

うんざり…

逆位置の対処法は?

逆位置の意味のまま捉えてもよいのですが、「逆位置を正位置に戻す方法」があります。

正位置に戻るためにはなにが必要か考えます。

「自分にとって死んでも譲れないものはなんだろう?」

「諦めきれないものは本当に自分に必要なもの?」 

 

死神の考察 感想

死神は出ると怖いと言われるカードですが、怖くはないですよ☺️
変容のカードなので、人生の節目に現れるカードでしょうね。変わろうとするエネルギー。
誤解されるのですが、死神自体に終わらす能力はなく、ただ彼は伝えにきただけなのです。
「すでに終わっている。手放すときだ。」と。
白バラの旗を持っていますが、白バラは再生を表しているのではと思います。

きちんと終わらすことができれば、美しい白バラのように咲くことが出来るのでしょう。

終わらすことは多少痛みを伴います。
しかし、痛みを乗り越えれば大きく成長できることも死神のカードは伝えているのです。

12番吊るし人は、サナギの状態とお伝えしましたが13番死神では羽化している途中なのです。

タロット大アルカナ12番【吊るし人】意味 解釈


まさに古い殻を脱ぎ去って、新しい自分になろうとしているのですね。

 

タロットはにめか。埴谷芽可

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