いらっしゃいませ！タロットはにめか。埴谷芽可(はにや めか)です♪
タロットカード 大アルカナ14番節制についての解説をわかりやすくしています。
目次
大アルカナ14番節制
ありのままで臨機応変に対応できる
天使が2つの聖杯を両手に持ち、中身の水を交互に移し換えている様子が描かれています。
伝説では、中身の水を一滴もこぼさずに丁寧に何度も移し換えることが出来ると水は「妙薬」に変わるのだそうです。
2つの聖杯は顕在意識と潜在意識を表していたり、 他者の意識と自分の意識を表したりしています。
異なるものを混ぜ合わせると、化学変化が起きて新しい感覚が手に入ることや発見があることを天使は知っています。
この天使は大天使ミカエルとされ、１番魔術師の成長した姿とも言われています。
魔術師のカードには四大元素…火(ワンド/棒)地(ペンタクルス/金貨)風(ソード/剣)水(カップ/聖杯)が描かれていましたよね。
タロットカード大アルカナ1番[魔術師]意味、解釈
節制にもある「四大元素」
天使の胸元に四角の中に三角形が描かれていますが、
この三角形は「火」を表しています。
天使の真っ赤な大きな羽は風を表しています。 パタパタと「風」を起こして羽ばたくからです。
天使の右足は「水」に浸かっており、左足は「地」についています。
このことから、節制の天使は魔術師の頃よりも四大元素を上手に使うことが出来るのです。
節制の背景
アイリスのお花が咲いています。
アイリスは虹の女神イリスの象徴です。幸運を意味しています。
山頂には神々しい光が差していて、山への道は滞りなくスムーズです。
あなたはあるがままで大丈夫。無理しなくても、自然にうまく行くことを節制は伝えたいのです。
節制
あれもこれも組み合わせると…うん！ちょうどイイ感じだ！
意味・解釈
- 他者との交流で気づきがある
- 良い意味でのカルチャーショック
- 応用できる力
- 自然体でいることで力を発揮する
アドバイス
- 素直に他者の意見を受け入れてみましょう。
- 無理しなくても、あるがままの自分で大丈夫ですよ。
逆位置
逆位置になると、死神の性質はそのままに短所が目立ってくる感じですね。
人の気持ちではこんな感じです。
自分の殻に閉じこもりたい…
頑固になる…
融通が利かない…
こだわりが強い…
発想が湧かず、応用できない…
逆位置の対処法は?
逆位置の意味のまま捉えてもよいのですが、「逆位置を正位置に戻す方法」があります。
正位置に戻るためにはなにが必要か考えます。
問題について素直になれない原因はなんなのだろう？
時にはこだわらないで柔軟に考えてみる。
新しいものをとりいれてみてはいかがですか？
節制の考察 感想
節制の天使は誰なんだろう？と思っていたのですが大天使ミカエルさんでした。
なんと、魔術師の成長した姿というのが面白いですね。
魔術師は「よっしゃ。揃っているからやろう」という感じですが、
節制は「あるもので上手にやろう。」と魔術師よりも肩の力が抜けているリラックス感があります。
魔術師が基礎なら、節制は応用力。
例えるなら魔術師は最初から料理の材料が揃っている状態で、節制は冷蔵庫の中のもので料理を作るような感じでしょうか。
簡単に出来ちゃうように見えて、実はすごい実力者の節制の天使さんなのです。
タロットはにめか。埴谷芽可
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