いらっしゃいませ!タロットはにめか。埴谷芽可(はにや めか)です♪
タロットをはじめてみたい初心者の方にも分かりやすい内容にしています。
目次
大アルカナ12番吊るし人
動けないからこそ思考が冴えわたる!
T字の木に逆さまに吊るされた男の人が描かれています。
彼は後ろ手と足を括り付けられているのですが、その表情は穏やかそうな感じを受けます。
彼の頭部は後光が差していて、神秘的な雰囲気を醸し出しています。
動けない状態であるからこそ、じっくりと考えることができることを表わしているのでしょう。
吊るし人
私のすべきことはなにか?考えています
意味・解釈
- 身動きがとれない状態にいる。
- 課題のために努力している。
- 自分と向き合う時期。
アドバイス
- 新しい自分になるための修行・試練を乗り越えましょう。
- 「誰かのため」が自分のためになります。
逆位置
逆位置になると、吊るし人の性質はそのままに短所が目立ってくる感じですね。
人の気持ちではこんな感じです。
我慢が出来ない…。
努力が報われず、嫌になってきた…。
誰かのために自分を犠牲にしてしまう…。
肉体的にも精神的にもボロボロ…。
逆位置の対処法は?
逆位置の意味のまま捉えてもよいのですが、「逆位置を正位置に戻す方法」があります。
正位置に戻るためにはなにが必要か考えます。
「本当にそれは自分が望んでいることなのか?」
「間違った努力はしていないか?」
「すべてを受け入れていますか?」
吊るし人の考察 感想
吊るし人はこのサイトのアイコンにしているぐらい不思議と好きなカードです。
精神性の水色のシャツと情熱の赤スパッツ?を着こなした彼に注目しました。
派手ですよね。ファッショナブルです。
吊るされているものの彼には「自分に出来ることを考える」精神性と情熱が普通の人より高くあるのです。
拘束されている状態でこんなに凄いということは自由になった時にはどれほどの能力を発揮するのでしょうか。
吊るし人くん、恐るべしです。
動けないというネガティブな状態ですが、ポジティブに考えればたくさん自分に向き合える大チャンスの時なんですね。
サナギのようにも見えますから、力を蓄える大切な時期とも読めます。
いずれは美しい蝶々になるために。
吊るし人のように試練を受ける
タロットはにめか。埴谷芽可